当院では胃が痛む、下痢が続く、健康診断で検査を勧められた、胃腸・肝臓などお腹の中や肺などの病気が心配であるといった方々に一般診察・与薬・注射・点滴などと共に下記のように様々な検査を受けて頂く事ができます。
診察は予約をお取りしてませんので診療時間内にご来院ください。検査予約が入っていない時間は大体すぐにご案内できます。
胸部X線(レントゲン)、腹部単純X線、尿素呼気試験、心電図、血液検査、尿検査、便検査は診療終了時間の1時間半前までに来院頂ければ予約なしで検査ができます。(当院では血液検査の結果は通常翌日以降となります。緊急に手術が必要かなど、すぐに判断が必要な場合は病院の救急外来受診をお勧めします。)
胃内視鏡(胃カメラ、経口および経鼻内視鏡)、胃透視、大腸内視鏡(大腸カメラ)、腹部エコーはWebで予約状況閲覧ができます。(但し、更新作業が遅れているなどの理由でデータが最新でないことがあります。)現在オンライン予約(インターネット予約)は行っておりません。ご予約は診療時間内にお電話(06-6315-7755)をお願いします。これまで受診したことがない方も検査予約可能です。
●大阪市大腸がん検診、胃がん検診(癌検診)、一般健康診断(視力、オージオメーターによる聴力、色覚検査も可)、就職時健康診断などができます。
●異常が見つかった場合、治療あるいは専門科や病院への紹介も可能です。
●健康チェックやガンの早期発見のために年1回の健康診断をお勧めします。
●痰(たん)の検査
痰の中にバイ菌、結核菌、またはガン細胞がないか調べることができます。
風邪がなかなか治らない時などに良く効くお薬が見つかることがあります。
●胸部X線
胸のX線写真で肺炎、肺結核、肺ガンなどがないか調べる事ができます。
長く続く咳などの原因が分かることがあります。
心臓の大きさ、胸部大動脈の形なども見ることができます。
●心電図
不整脈、狭心症、心筋梗塞などがないか調べます。
胸がしめつけられたり、ドキドキしたりといった症状の原因が心臓にあるかどうかの診断に重要です。
●心エコー・ドップラーエコー
心臓の形と動きや血液の流れを見る精密検査で、心筋梗塞、心筋症、弁膜症などの診断ができます。
超音波(=周波数の高い『音』)を使って胸の中をのぞきます。
●腹部単純X線
胃腸の中のガスの状態や胃腸に穴が空いていないかなどを素早く調べることができます。
●腹部エコー・ドップラーエコー
肝臓、胆のう(胆嚢)、すい臓(膵臓)、ひ臓(脾臓)、腎臓、腹部大動脈、膀胱、前立腺などを苦痛なく調べることができます。
肝臓ガン、すい臓ガン、胆石、胆のうポリープ、尿路結石などの診断に重要です。
超音波(=周波数の高い『音』)を使ってお腹の中をのぞきます。
●胃透視 (上部消化管造影透視)
バリウムを飲んで食道、胃、十二指腸のX線写真を撮ります。
胃ガン、食道ガンなどを早期に発見できることがあります。胃かいよう(潰瘍)や十二指腸かいよう(十二指腸潰瘍) が見つかった場合、後日その原因を調べる尿素呼気試験を健康保険で行うことができます。
<注意>緑内障(あおそこひ、高眼圧症)、心臓の病気や前立腺肥大(尿が出にくい)がある方来院時にお申し出下さい。脳梗塞の薬や血を固まりにくくする薬をお飲みの方は休薬の可否など処方元の医師と事前にご相談ください。
●胃内視鏡 (食道,胃・十二指腸ファイバー、胃カメラ)
口または鼻から管を飲み込んで、胃などの中をのぞきます。病変があればその一部をとって(痛みはありません)、顕微鏡で詳しく細胞を調べること(生検)も可能です。
胃ガン、食道ガン、かいよう(潰瘍)、ポリープなどの確定診断ができます。胃炎、胃・十二指腸かいようの原因となる細菌=ヘリコバクター・ピロリーの有無を直接調べることも可能です。
胃・十二指腸かいようがある場合や胃炎を内視鏡で確認した場合などはヘリコバクター・ピロリーをなくす治療(除菌療法)も健康保険で行う事ができます。
鎮静剤使用(寝ている間に検査)をご希望の場合は予約の際にお知らせください。
<注意>緑内障(あおそこひ、高眼圧症)、心臓の病気や前立腺肥大(尿が出にくい)がある方来院時にお申し出下さい。脳梗塞の薬や血を固まりにくくする薬をお飲みの方は休薬の可否など処方元の医師と事前にご相談ください。
●尿素呼気試験(UBT; Urea Breath Test)
ヘリコバクター・ピロリー菌の有無を調べます。
錠剤と水を飲み、その前後で息を袋の中に吹き込みます。20〜30分で出来、簡単です。(結果説明は4日位後となります。) 胃透視や 胃内視鏡で胃かいよう(潰瘍)や十二指腸かいよう(潰瘍)の診断が確定した人や胃内視鏡で胃炎を確認した人、胃癌の内視鏡治療を受けた人や胃モルトリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病にかかった人のみ健康保険が適用されます。
●ヘリコバクター・ピロリー抗体検査
血液検査・尿検査の項をご参照ください。
●便潜血反応
便の中に血液成分が混じっていないかどうか調べる検査です。
大腸ポリープや大腸ガンの早期発見に役立ちます。
●注腸(下部消化管造影透視)
おしりからバリウムを入れて大腸のX線写真を撮ります。
大腸ポリープ、大腸ガンなどの発見に役立ちます。
<注意>緑内障(あおそこひ、高眼圧症)、心臓の病気や前立腺肥大(尿が出にくい)がある方来院時にお申し出下さい。脳梗塞の薬や血を固まりにくくする薬をお飲みの方は休薬の可否など処方元の医師と事前にご相談ください。
●大腸内視鏡(大腸ファイバー、大腸カメラ)
おしりから管を入れて大腸の中をのぞきます。病変があればその一部をとって(痛みはありません)、顕微鏡で詳しく細胞を調べること(生検)も可能です。
大腸ポリープ、大腸ガン、潰瘍性大腸炎、クローン病、痔などの診断が可能です。また、小さなポリープなら切り取ってしまう治療(ポリペクトミー)を行うことも可能です。
鎮静剤使用をご希望の場合は予約の際にお知らせください。
<注意>緑内障(あおそこひ、高眼圧症)、心臓の病気や前立腺肥大(尿が出にくい)がある方来院時にお申し出下さい。脳梗塞の薬や血を固まりにくくする薬をお飲みの方は休薬の可否など処方元の医師と事前にご相談ください。
●ドップラーエコー
血管の断面図や血液の流れを見ることにより動脈硬化で血管が細くなっていないかどうか、動脈瘤の有無などを調べることができます。
足が冷たくなる方は太股の付け根(大腿動脈)、脳梗塞の心配がある時は首(頚動脈)、お腹に脈を打つかたまりを触れる場合は腹部(腹部大動脈)を調べます。
動脈硬化はひどくなるまで症状がまったく出ないので、高脂血症や高血圧など動脈硬化を起こす危険性が高い病気にかかっている方は定期的にチェックしておくのもひとつの方法です。(胸部大動脈瘤は胸部X線でチェックできます。)
●血液検査では肝機能・腎機能・血糖・脂質・血球数などの一般検査、B型・C型肝炎ウイルス、腫瘍マーカーなどの特殊検査も可能です。
●ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(採血)では、胃・十二指腸かいよう(潰瘍)、慢性胃炎の原因となることで知られる細菌 (Helicobacter pylori)がいるかどうか間接的に調べることができます。 (具体的にはその菌が体内にいると免疫反応が起きて作られる「抗体」の量を調べます。ヘリコバクター・ピロリの検査として他には胃カメラの際に直接有無を調べる方法や尿素呼気テストという簡便な方法で調べることもできます。)
●尿検査では、血液成分・糖分の有無を調べることで尿路結石、尿路感染症や糖尿病が見つけられることがあります。細菌やガン細胞の有無を調べることもできます。
●おしっこをした時に痛みがあったり、尿が残る感じがあったりといった症状の原因が分かることもあります。